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2022.12.07

閑話休題 四尾連湖

久しぶりに山と水辺の空気に触れたくなり市川三郷町にある四尾連湖(しびれこ)に行ってきました。市川三郷町はハンコと花火と和紙が特産品であり、また歌舞伎役者の初代市川團十郎の遠祖の地(異説あり)という渋い街なのですが、我が家のヒーリングスポットともいえる四尾連湖があります。

「い」市川三郷はハンコと花火

「す」硯と和紙も名産品 (※硯は早川町の雨畑硯)

この変わった名前の由来は四つの尾ひれを持つ尾崎龍王が住む湖といわれ、江戸時代には富士五湖に明見湖と泉瑞(泉津湖)※、そして四尾連湖を加えた八つの湖を富士八海といい、富士山を信仰の対象とする富士講の巡礼地でもありました。

「せ」世界に誇る富士の山

この富士八海は内八湖と外八湖(琵琶湖、榛名湖、霞ヶ浦等)で構成され、湖畔に佇む江戸時代の石碑に、巡礼者の足跡を見ることが出来ます。最近では漫画・アニメの「ゆるキャン△」の舞台となっており、新たな時代の巡礼者を迎えています。

四尾連湖は一周20分程の小さな湖なのですが、四季折々の山の表情を楽しみながらゆっくり歩くと心身ともに癒されます。今日は天候にも恵まれ、水辺と紅葉の織りなす風景をゆっくり楽しむことができました。