2023.05.06
早川の清き流れとミレーの絵
先日、早川町に行ったところ、こんなものを見つけました。一見するとモダン・アートの作品のようですが、これは県営水力発電所で使っていた水車と、その水車に水を落とす水圧鉄管だったのです。
急峻な南アルプスから流れ出る早川の流れを利用して作られた電気を売却して得た資金は、やがて1977年に開館した県立美術館の目玉となるミレーの「種をまく人」や「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」の購入資金となったのでした。
ちなみにこの水車は毎分375回転していたそうです(@_@)お疲れ様でした!