颯爽と ペダルこぎ行く 山中湖
さっそうと ぺだるこぎゆく やまなかこ
写真提供 インターリゾート東屋
富士五湖最大の面積を持つ山中湖は昭和初期より避暑地として多くの人が訪れるようになりました。湖でのボート遊びや釣り、テニスに並んで人気があるのがサイクリングです。山中湖村もサイクリングロードの整備に力をいれており、今では湖畔の８割に専用サイクリングロードが通っています。富士山を見ながら家族や友人とのんびりサイクリングするのは快適です。
山中湖は２０２０東京オリンピック（延期のため開催は２０２１）では自転車競技のコースにも選定されました。当初は皇居外苑をスタートして東京西部での周回コースを走る案があったようですが・・・・
日本特有の景観が含まれる方が望ましいという国際自転車連合（UCI）からの要請もあり富士山周辺を組み込むことになりました。東京の府中市をスタートした選手たちは神奈川県の相模原市から山梨県の道志村に入り山中湖を経て籠坂峠からいったん静岡県へ下り、今度は三国峠を登り再び山中湖へやってきます。
三国峠からの下り道より望む富士と山中湖
男子234km 獲得標高、つまり登った標高の合計が4865ｍ、女子147km 獲得標高2692ｍという五輪史上最もハードなコースでせめぎ合いを魅せてくれたのでした。
山中湖畔のオリンピックモニュメント
男子
リチャード・カラパス（エクアドル）6:05:26
ワウト・ファンアールト（ベルギー）6:06:33
タデイ・ポガチャル（スロべニア） 6:06:33
女子
アナ・キーゼンホファー（オーストリア）3:52:45
アネミーク・ファンフリューデン（オランダ）3:54:00
エリザ・ロンゴボルギーニ（イタリア）3:54:14
富士山の登山道から見る山中湖
